この車両は2001年式のインジェクションソフティルがベースで、外装にはほとんど手を入れず、
リアショックのダウンとシート成型加工、
ケンテック製クラシック2in1マフラー(フィッシュ)と、
オリジナルスタイルを尊重した車両に仕上げてみました。
エンジンの状態も調子が良かったものの、転ばぬ先の杖という事で、
TC88の弱い部分のカムチェーンテンショナーの交換をして、燃調合わせで
サブコンを使用して更に調子の良い車両に仕上げ納車させていただきました。
話は変わりショールームにお越しいただくお客様には、よくお話させていただく事なんですが、
ハーレーの最大の長所をひとつ文章にしてみます。
例えば国産車の場合には、廃盤になってから10~15年過ぎた辺りから
消耗パーツまでが廃盤になってしまいますが、ハーレーはアメリカの文化の下
さかのぼると1930年代の車両のパーツですら関連企業が製造し続けており、
日本的考えでは敬遠する年代の車両でもメンテナンスやカスタムが施せ、
楽しみながら一生付き合える愛車になりうるといったところでしょうか。
ハーレーの長所はまだまだ沢山ありますので、追々書いていきたいと思います。
話は戻りこのハーレーをご購入いただいた50代のユーザー様ですが、
ハーレーに乗り換えて楽しくて楽しくて、ハーレーを買って本当に良かったと満面の笑みでお話され、
こちらとしても大変嬉しく、この楽しさをもっと沢山の方に味わってもらいたい気持ちになりました。